第13回エリアプラットフォーム会議レポート

この記事では、第13回エリアプラットフォーム会議の内容をお届けします!

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◆こんなメンバーで会議をしています!APメンバー紹介はこちら

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2024年11月15日に開催した第13回会議の様子をレポートします!



1ヶ月間の社会実験を振り返って 


1ヶ月に渡って実施した社会実験が終了して、半月。

頭の中にはまだまだ余韻が残る中、第13回のAP会議を開催しました。


まずは、期間中に実施した様々な調査結果を元に、南広場・オリオン通り・中央公園それぞれを①~④の視点で評価した「検証レポート」(速報版)について、事務局から説明しました。


<検証の視点>

①甲府まちなかの魅力的なライフスタイルが実現していたか(行動変容)

②地元の人々がまちなかでの暮らしを大好きになったか(満足度)

③まちなかで過ごす時間が増えたか(通行/滞在時間)

④それらが持続しうるか(持続可能性)


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※検証レポートの紹介記事はこちらから!



その後、グループに分かれて意見交換を行いました。


<南広場について(意見の一部)>

・広くて何もないからこそ、できることがある。

・公園の中で民間が自走化するのはハードルが高いが、次年度はそこを検証したい。

・ベンチやパラソルなどの設えは効果が確認できた。


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<オリオン通りについて(意見の一部)>

・たくさんの店舗が出店したマルシェも、1店舗だけの出店日も、店舗あたりの売上に大きな差はなかった。

・日常的にストリートファニチャーを使ってもらうには、ハードルがあった。

・次年度は、1店舗出店やテイクアウトにフォーカスしたファニチャーの配置を検証したい。

・ファニチャーの常設(出し入れしない運用)についても、是非検証したい。

・まちなかだからそこ、出店店舗にプロモーションとしての出店メリットを感じてもらえた。


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<中央公園(意見の一部)>

・元々怖くて入れないという人もいたが、社会実験を行ったことで訪れるきっかけになった。

・夜間照明がついていたことも効果的だった。

・普段はサラリーマンの喫煙空間になっているが、イベントがない平日・休日も遊びの幅が変わらないのが良かった。


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<全体を通して(意見の一部)>

・まちなかの人に認識してもらえるようなネーミングにしたい。

・山日新聞に例を見ないほど大きく写真を掲載してもらえた。

・質の高いものができたし、市民からの評価も極めて高かった。ネガティブな意見をお持ちの方も一定数いるが、関わりしろをつくって応援者を増やしていきたい。

・メンバーの得意分野の組み合わせや人脈が、社会実験の成果に繋がっていた。



活動発信についても振り返りました 


社会実験を含むAPの活動をもっと多くの方に伝えていくために、発信分科会を立ち上げています。

発信分科会においてもこれまでの活動を振り返り、今後の方針を検討したので、この場で共有しました。


<振り返り(抜粋)>

・マスメディア等にも最大限取り上げてもらえた感覚がある。

・おしろらんどや雑踏展のように既存の活動者と連携して、相互発信できたのは価値があった。

・こまめなインスタ発信や直前告知、投稿作業の効率化など、運用面の課題も見えてきた。

・ネガティブな反応の方もいるので、活動の関わり代を作ったり、意見を受け止めて応えていくことが大事である。


<今後の方針(抜粋)>

・活動発信の考え方として、活動に共感して自分ごととして語り手になってくれる人たちを増やしていくことと、広くアプローチする部分はメディア等にしっかりと取り上げてもらうことを、両輪で行っていく。

・優先的に関係性づくりをしていく人たちを決めて、「やっほー!こうふ」に出演してもらったり、まちなかで活動している内容をmy grooveに書き込んでもらうなど、関わりしろのつくり方を検討していく。

・社会実験のアンケート調査の自由意見に書き込んでいただいた意見は、良い意見/悪い意見どちらもしっかりと受け止めて、APの回答も出していきたい。



以上を踏まえて、全体で意見交換をしました。

今回の社会実験についてはNHKさんが手厚く取り扱ってくれており(実はこの日の会議にも取材に来てくださっていました!)、メディアに向けては継続して情報を伝えていこう!ということも確認しました。


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また、関わりしろのきっかけを用意するという趣旨で、「AP掃除の日」や「AP散歩の日」のような誰でも参加できる緩い企画も検討していくとともに、このAP会議自体を公開するのが良いのではないかという意見が!

全員合意で、さっそく次回から開かれた議論の場とすることが決定しました!



「ビジョン2025」をつくります! 


社会実験で検証したことを踏まえて、昨年度策定した「甲府まちなか未来ビジョン2024」を更新する形で「甲府まちなか未来ビジョン2025」をつくっていきます。

この日は計画骨子について検討しました。


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今後に向けて 


社会実験で製作・設置したストリートファニチャーの活用促進に向けて、社会実験後の使い方のルールを引き続き検討していきます。


また、アンケート調査の自由意見にはたくさんのご意見を頂戴したので、全文公開をすることを決定しました。今後、APのWEBサイトで公開していきますので、ぜひチェックしてください!


そして、次回からAP会議は公開(傍聴受付)となります。少しでもご興味を持たれた方は、ぜひわたしたちの議論を覗きに来てください。




これらのプロジェクトを試行しながら、甲府まちなかの魅力的なライフスタイルの実現を目指します。

みなさんはどのプロジェクトに関心がありますか?ぜひ様々な機会でご参加・ご協力いただけたら嬉しいです!

 

<過去の会議レポート>

◆第1回・第2回エリアプラットフォーム会議レポートはこちら

◆第3回エリアプラットフォーム会議レポートはこちら

◆第4回エリアプラットフォーム会議レポートはこちら

◆第5回エリアプラットフォーム会議レポートはこちら

◆第6回エリアプラットフォーム会議レポートはこちら

◆第7回エリアプラットフォーム会議レポートはこちら

◆第8回エリアプラットフォーム会議レポートはこちら

◆第9回エリアプラットフォーム会議レポートはこちら 

◆第10回エリアプラットフォーム会議レポートはこちら

◆第11回・第12回エリアプラットフォーム会議レポートはこちら


<お問い合わせ先>

甲府まちなかエリアプラットフォームに関するご意見、お問い合わせについては下記連絡先へご連絡ください。

甲府市役所 企画部 企画総室 地域デザイン課

tel: 055-237-5060 e-mail: cdezain@city.kofu.lg.jp


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まちなかの将来像と今後のアクションについて、皆さんが感じていることを教えてください

2ヶ年で作るビジョンの1年目時点のバージョンを共有し、皆さんの声も踏まえて以降の検討につなげます

まちなかの魅力の定常化・日常化につながる取り組みを試行し、その効果を検証します!

社会実験結果もビジョンに反映し、今後のまちの指針として皆さんと共有します

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