にて、ご説明したエリアプラットフォーム。

官民を問わずエリアに関係する様々な立場の人が集まり、エリアの将来像を共有し、将来像実現に向けた様々な課題の解決策などを話し合う「場」のことを指します。

では、いったいどんな「場」なのか？

今回は、そんなエリアプラットフォーム会議内で行っていることをレポート！第1回（2023年6月6日開催）と第2回（2023年10月31日開催）で行ったことをダイジェストで紹介できればと思います。

エリアプラットフォームですが、多種多様な職種・職能をお持ちの民間プレイヤーと行政をはじめ、商工会議書やまちづくり組織等の比較的公的なプレイヤーまで、様々なメンバーにお集まりいただいています。

メンバーは、これからの甲府を考え、主体的に動いていく意思のあるパブリックマインドのある方を基本に、

「プレイヤー」：ビジョンに基づくアクションを主体的に、時にリスクもとって実践する役割​

「サポーター」：「プレイヤー 」や当エリアプラットフォームに対して前向きな支援をする役割

「アドバイザー」：専門的な知識を有し、当エリアプラットフォームに対してアドバイスをする役割

の役割ごとの立場で参画してもらっています。

このような多種多様な方々が一同に会して、今後まちの未来についての意見を伺っていきます。初回は顔合わせ的に、各自の取組み紹介やまちへの想い等をお話いただきました。

②    「エリアプラットフォーム」事例のインプット

次に行ったのは「エリアプラットフォーム」の定義はありつつも、実際に他のまちではどのようになっているのか？いまいち、「エリアプラットフォーム」という言葉だけでは、中々理解がしづらいため、１つの事例として、参考になる宮城県気仙沼市ではどのように「エリアプラットフォーム」が機能しているのか？実際にそのまちづくりに関わる尾崎信さんにお越しいただき、ご説明いただきました。

そんな気仙沼事例を通して以下の気づきが得られました。

１．「わくわくする」気持ちをスタートに、データや社会実験で検証をしながら、​常設化・自走化を目指す。​

従来のまちづくりと違って、ハード先行でつくらずに、実際にまちの中を使う民間側がまちの中の資源（公共空間など）をどう使いたいか？どう使うと民間の事業として軌道に乗りそうか？を確かめてから、実際につくることを気仙沼ではしていました。 多くの広場や公園、広い歩道など、多くの公共空間を有する甲府市においても、どのようにまちなかを使うことで「わくわくする」か？が１つの考えていくきっかけであることを確認し合いました。

出典：気仙沼まちなかエリアビジョン

２．風光明媚な観光地と言うより「漁港」であった内湾エリア。漁港の水面で遊ぶ、​

道で魚介の浜焼き、漁港を守る神社の再興など、漁業・漁港を多面的に観光コンテンツ化

気仙沼では、そのまちの特徴でもある漁港をこれまでと違った活用を図る等、如何に地域活性を行っていくためにコンテンツ化していけるかを考えていました。甲府においても、甲府のまちの本質や特徴はどんなものがあるか？そこからこれまでと違った可能性やより伸ばしていく可能性を見つけることができないか？そんなことを考えられたらと、みんなで確認し合いました。

↑気仙沼の漁港で遊ぶ社会実験（漁港内に水上アトラクションをつくる）

気仙沼では3年後に市役所が移転することや漁業の衰退といった潮流や観光のポテンシャルを踏まえながら、如何にインバウンドを呼び込み、しっかりと地域で稼いでいくか？そんな視点も大事にしていました。甲府のまちなかも、何を特徴づけて、外貨を稼いでいくのか？そんな視点も大事ということを認識し合いました。

他のまちの事例を皮切りに、甲府ではどうあるべきか？こういうところが課題なのでは？といった様々な意見が出てきました。

また、これらの事例を踏まえて、官と民がお互いにリソースを持ち寄り、連携し合う、これまでの関係を変える土台としてエリアプラットフォームを運営していくこと。

そして、ビジョンづくりもトップダウンでつくるのではなく、実際にまちを使うプレイヤー（担い手）視点でつくっていける場にしていくこと。

そんな認識共有を初回（第1-2回）会議では行いました。

↑ありたいエリアプラットフォームの姿や官民連携の在り方

このような形で、初回の2回はインプット等中心でしたが、第3回以降、よりディスカッションを本格化させるための下地を整えていきました。

今後の議論内容などは、こちらのレポートにて発信していきますので、ぜひ「my grooveこうふ」のご登録をお願いします！登録は

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今回はエリアプラットフォーム会議についてレポートいたします！

「甲府まちなかエリアプラットフォーム」の取り組みをご紹介します

甲府まちなかエリアプラットフォーム始動！

第１回・第２回エリアプラットフォーム会議レポート

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官民連携まちなか再生プロジェクト

甲府まちなかエリアプラットフォーム

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甲府まちなかに関わる人々が、民間・行政の垣根を超えて「まちの指針（ビジョン）」を検討・共有し、その実現に取り組んでいくための場として、2023年に「甲府まちなかエリアプラットフォーム」が立ち上がりました。

まずは2024年度末までの2ヶ年で、「甲府まちなか未来ビジョン」を策定していきます。

本サイトでは、その検討内容をオープンに発信し、まちなかの未来を皆さんと共に作っていきたいと考えています！

「甲府まちなか未来ビジョン」を描こう！

山梨県

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まちなかの将来像と今後のアクションについて、皆さんが感じていることを教えてください

あなたが見たい甲府のまちなかの未来とは？

2ヶ年で作るビジョンの1年目時点のバージョンを共有し、皆さんの声も踏まえて以降の検討につなげます

甲府まちなか未来ビジョン2024を共有！

まちなかの魅力の定常化・日常化につながる取り組みを試行し、その効果を検証します！

社会実験！プロジェクト候補の効果検証

社会実験結果もビジョンに反映し、今後のまちの指針として皆さんと共有します

第１回・第２回エリアプラットフォーム会議レポート

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