学生が語る「かわにしミライ会議」 参加者へインタビュー
事務局 柴
2023-03-30
みなさん、こんにちは!事務局スタッフからのお知らせです。
色々な立場や世代の参加者との交流を通じて、川西のミライをともに描き、その実現のために必要なアイデアを話し合ってきた「かわにしミライ会議」。最終日となった3月5日(日)の「かわにしミライ会議」終了後、この機会で生まれた縁をより深めてほしいと思い、今回は参加者の中でもとりわけ若い2人へ突撃取材!
大学1年生の中川さん(写真右)と高校1年生の片岡さん(写真左)にご協力いただきました!
①「かわにしミライ会議」に参加してみようと思ったきっかけは?
中川さん
正直…最初は行くつもりではなかったんですが、親に勧められました。
それと大学受験の際、地方にいくのか、それとも川西に住んで近くの大学に行くのか迷ったんですが、結局、川西にいたくて家から通える大学にしたんです。でも、なぜそう思ったのかという、明確な理由が自分でも分からなくて。この「かわにしミライ会議」で色んな人の話を聞いて、川西のどこが好きなのかを振り返るきっかけになればいいなぁ、と思ったのも理由の一つでした。
片岡さん
まず最初に思ったのは、図書カードがもらえるから(笑)
次に思ったのは、周りの色んな人が、川西についてどう考えているのか。それと、自分の意見が将来に反映されるかもしれないなら、せっかくだし行ってみよう、と思いました。
②参加してみた感想は?
中川さん
これまで、関わりといえば同級生や地域の方が中心で、幅広い年齢層の方と触れ合う機会はありませんでした。これまでにない新しい意見を聞くことができて、本当によかったと思いましたね。また、グループ内でも皆さん私の話をよく聞いてくださり、話しやすかったです。
片岡さん
小学校、中学校では授業の中で川西のことを調べて話し合う機会はあったけど、長く川西市に住んでいる方や、様々な世代の方と話すのは今回が初めてだったので、自分の知らない川西が知れて良かったです。
③お互いの第一印象は?(最終日、2人は同じグループでした!)
中川さん
同じくらいの年代の人が来てくれて、少しほっとしましたね。
片岡さん
同じ学生世代として、趣味とかも似ていたりするのかなぁと思っていました。
④グループワーク中、お互いの話を聞いて感じたことは?
中川さん
僕は芸術系のことを全く知らなかったんですけど、片岡さんが吹奏楽をやっているという話をしてくれて。こういう場で、知らない分野の話を聞く機会が持てたのは、本当に良かったなと思いました。
片岡さん
中川さんは大学で歴史を勉強していて、川西の歴史を教えてくれました。僕は歴史に詳しくはないですけど、興味が湧くきっかけになりました。
⑤「こんなのあったら参加してみたい!」と思う取り組みは?
中川さん
僕は歴史が好きなので、川西にゆかりのある清和源氏だったり、あとは川西の歴史の流れが分かるようなイベントがあれば行ってみたい。それと、そういった取り組みに自分でも関わってみたいな、とも思います。
片岡さん
地域で「学生世代」と「大人世代」に分かれて、自分と同じ世代の人がどういう考えを持っているのか、意見交換や交流できる場。そんな取り組みがあれば、ぜひ参加してみたいですね。
⑥個別質問(片岡さん)
周りの人に自慢できる川西市のポイントは?
自然があって、駅前は都会なところかな。今市外の高校に通っていますが、友達に川西市の良いところを案内したいと思います。
片岡さんが知っている川西市のおすすめポイントは?
幼稚園の頃に登った石切山は、本当に心安らぐ場所で、今でも行きたいなと思い返すくらい、思い出に残っているんです。いつか友達を連れて行って、川のせせらぎとかを聞かせてあげたいです。
⑥個別質問(中川さん)
中川さんが知っている川西の魅力を発信するには、どんな工夫が必要だと思いますか?
郷土館など歴史がある施設のことって市外の人にあまり知られていないと思うので、例えばYouTubeなどで川西以外の他の地域とコラボすれば、その地域の人たちも自然と見てくれるし、魅力が広く伝わるんじゃないかなと思います。
⑦ 川西市が住みやすいまちであり続けるために、市民の皆さんができることは何だと思いますか?
片岡さん
高齢者や障がい者の方が住みやすい環境にすることだと思っています。そのために何ができるかと言ったら、高齢者や障がい者の方と触れ合うような場所を作って、お互いに理解を深める機会を持てたらいいんじゃないかと思います。
中川さん
都市部は若い人や移住者が増えるかもしれないですが、多田とか平野は高齢の方が住む割合が大きいんじゃいないかな。特に、坂が多い場所は移動の不便さを感じたり、外出の機会がなくなって孤独を感じたりするので、色んな年代の人と交流できる場所を設けたり、お互いの助け合いができたら、住みやすいまちになると思います。
(事務局スタッフの雑感)
私は驚きました…自分が学生の頃、こんなこと言えただろうか…素晴らしい!
若い方もこれほど川西市の未来を考えてくれているんだと思うと、とてもうれしく思いました。中川さん、片岡さん、ご協力ありがとうございました!
同級生や身近な人としか関わりのなかったお2人が、「かわにしミライ会議」で色々な世代や立ち場の人と出会い、自分とは違う人の暮らしも自分事として捉えるきっかけになったとのこと。これは、まちづくりでとても大切な視点でもあります。
今回参加できなかった方も、気軽に意見交換できる場をこれから設けていく予定ですので、ぜひ一緒に川西のミライをつくっていきましょう!
利用規約第4条第2項に基づき、「かわにしのミライに関わる」に参加いただいた皆様の個人情報は、本取り組みを運営する川西市にも提供されます。