区の担当より、ご意見をいただいた皆さまへ

今回、このテーマで皆さんから多くの意見をいただけたことで、多文化共生への関心の高さに驚くとともに、これから策定する「杉並区多文化共生基本方針」の必要性をあらためて実感しました。

2つのテーマで意見募集をさせていただき、

合計64件の回答、60件のコメントへの「いいね」

参加してくださった皆さま、ありがとうございました！

回答いただいた皆さんの傾向は以下のようになっています。

性別は回答いただいている方については男性が多い傾向でした。

年代は、最も多いのは50代の方ですが、10～40代で54%を占めており、多様な年代の方から回答をいただきました。

続いて、各意見募集ごとの結果についてです。

「多文化共生を推進していくために、取り組むべきことは？」への意見について

「互いを尊重し合える意識の啓発・醸成」

の回答があったことは重要な点だと感じています。

人権についての知識や理解が足りていない

」という声があり、区としても多文化共生を進める上で、人権に関する知識や理解を高めることの重要性を感じています。

また、現代のＳＮＳの発達による弊害として、正確でない情報や偽情報・誤情報の拡散などがあります。

これを一朝一夕に解決することができないまでも、行政情報の多言語化や受け手の立場に立った伝わる情報発信に取り組み、正しい情報の発信に努めていきます。

いただいた回答コメントについては、こちらからご覧ください。

「様々な国の文化を認め合えると、どんな変化が生まれると思いますか？」への意見について

ここでは、ごみ出しの事に触れ「

ルールを守らない人と認め合えるか

」という自身の生活に影響が出ることを不安に感じている声がありました。

新しい気づきや価値観が生まれるかも

はじめは違和感を覚えるかもしれないが、それを認めることができれば、良い意味での変化に繋がっていく

区では、こうした皆さんの不安を解消し、期待に応えていくためにも、多様な文化をお互いに理解し合う交流の機会を創ることや行政情報や生活に密着する情報の多言語化などに取り組んでいきます。

集まった意見は今後どうなる？

今回皆さんからいただいた意見は、今後策定する「杉並区多文化共生基本方針（案）」に具体的な取組のエッセンスとして反映させていただきます。

今後は、次のようなスケジュールで進めていきます。

「杉並区多文化共生基本方針（案）」に対する区民等の意見提出手続き（パブリックコメント）

「杉並区多文化共生基本方針」の公表

「杉並区多文化共生基本方針」の策定に向けて、実施していた意見募集への回答結果をまとめました！

アンケートと、オープンな意見募集を行っています！

皆さんの声を聞かせてください

【vol.6】皆さんからいただいた声（ご意見）を踏まえた担当の想い

～互いの文化を認め合い、共に地域社会で生きていくために～

これからの杉並区で国籍や民族の異なる人々が、互いの文化のちがいを認め合い、共に住みやすい地域にするためにどうするべきか、皆さんの意見をお聞きします。

「多文化共生」とは何か？と、杉並区の取り組みについて紹介します！