こうみん未来塾のお祭りであり、三田市最大の科学の祭典である「さんだサイエンスフェスティバル」。2011年にスタートし、今年はコロナ禍で２年ぶりに開催されました。

そんな「さんだサイエンスフェスティバル」の魅力や裏話について、三田市健やか育成課の佐藤さん、小橋さんに語っていただきました。

―　「さんだサイエンスフェスティバル」とは？

（さんだサイエンスフェスティバル当日写真）

「さんだサイエンスフェスティバル」は、工作や実験、体験を通して「出展者」も「一般参加者」もすべての参加者が科学を楽しみ、互いに刺激を与えあう三田市最大の科学の祭典です。

毎年８月に開催されており、子どもも大人も高校生も世代を超えて、興味・関心を楽しく探究できる「活動の場」であり「交流の場」として、たくさんのみなさんが来場してくれています。

イベント内では、市内各校の高校生やこうみん未来塾講師陣などが、普段の研究の成果や学びを子どもたちが楽しめるようアレンジし発表・展示するとっておきのブースを出展します。工作や実験、体験を通して、子どもたちに驚きと発見を伝えられる場になっています！

現在は、出展側に、こうみん未来塾の講師や小中校の先生市内の主要な公立高校4校と私立高校１校の5校ほどが関わってくれており、まさに“オール三田でこどもたちの科学の芽を伸ばす”イベントになっています。

―　2022年はコロナ禍のため３年ぶり開催となりましたが、参加者の反応などいかがでしたか？

三田市健やか育成課の佐藤さん、小橋さん。こうみん未来塾の担当でもある。

10回目となる今年は、こうみん未来塾が中心となり、学校の先生やこうみん未来塾の講師の方々が主体のブースに加え、大学生や子どもが主体のブースが初めて実現しました。

こうみん未来塾をきっかけに、いつもは出展側の講師から「子どもたちに与えるだけでなく、子どもたちが主体になるイベントへと変革できるのでは？」と、事務局の背中を押してくれる意見が出てきました。そんな刺激を力に変え、今回の“みんなで作るさんだサイエンスフェスティバル”の意見募集をすることになりました。

―　特にどんなところが印象的でしたか？

当日は、久しぶりの開催、しかも過去最大の出展者数、更に、コロナ対策で入場制限や時間を区切って入れ替えを行うという困難な運営を強いられました。

しかし、高校生が準備から協力してくれたり、他の講師の方たちも当日受付や運営の手伝いなど、人手の足りないところに自ら救いの手を出してくれました。逆境がプラスに転がり、みなの一体感が強まったのが印象的でした。

―　これからのサイエンスフェスティバルをどんなものにしていきたいですか？

更に子どもたちが主役になれるフェスにしていきたいと考えています！

子どもたちの「やってみたい」「こんなフェスにしてほしい」という想いをくみ取ったブースを実現していきたいです。

ただ「やってみて！」というだけでなく、ブースを出すためのスキルを学んでもらうことも計画しています。「どうすればわかりやすい展示になるのか？」「見学してもらうにはどんな言葉掛けが必要なのか？」出展までのプロセスを学びにできるのは、こうみん未来塾だからこそチャレンジできることと、自負しています。

是非この“my grooveさんだ”の各コンテンツに、サイエンスフェスティバルでやってみたいこと、取り入れてほしいことの意見を書き込んでもらえると嬉しいです。

子どもたちの、子どもたちによるサイエンスフェスティバル

―　最後に、保護者の方などへのメッセージをお願いします

サイエンスフェスティバルは、色んな人が提供してくれる体験をきっかけに、自分の好きな分野で子どもから大人までが繋がるきっかけになる場です。

保護者の皆さまには、是非子どもの一番の応援団になってくれたらうれしいです！サイエンスフェスティバルは、子どもたちの探究学習の場です。

そして、サイエンスフェスティバルに一緒に参加して一緒に体験しながら楽しんでほしいです。ぜひ親子で出展ブースにも参加してもらえたらと思います。

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「さんだサイエンスフェスティバル」の魅力や裏話について、三田市健やか育成課の佐藤さん、小橋さんに語っていただきました。

みんなで作る！

来年度の全市版こうみん未来塾「サイエンスフェスティバル」は、三田の子どもたちの「やってほしい」「やってみたい」の声を集め、"みんなで作る"をめざします！子どもブース出展者も大募集！