しもやま@事務局
2023-11-21
景観まちづくりウィークの活動報告・ふりかえりの様子をお届け!
11月18日(土)に、氷見市役所1階の市民協働スペースにて、景観まちづくりウィークの活動報告・ふりかえりの会を開催しました!
当日の様子や参加者へのアンケート結果などを全体で共有し、その後は、企画ごとにふりかえりを行いました。
〇どのような景観や場が生まれたか
〇企画から実行までを振り返ってよかった点・改善したい点
〇これからやってみたこと・発展の方向性
、、、などをふりかえり、発表していただきました
あおぞら音楽フェス 中さん
『来場者との一体感をもっとつくりたい』
『できることから継続して取組みながらゆくゆくは氷見にライブハウスをつくりたい』
『今回は雨でできなかったが芝生でお客さんの近くでやってみたい』
氷見ベジマルシェ 梶さん
『“食”というものがおいしくて、楽しいということを伝えたいとの想いで参加した』
『保存食や加工食品など、以前は当たり前にあった“食”を販売だけではなく体験を通じて伝えていきたい』
『地域で芋煮会を今月実施したところ、100名以上の参加があった。大きくなくても、地域の方が参加しやすい形で実施できると良い』
プランターづくり&花植えワークショップ 鍛冶さん、三島さん
『毎朝通勤で通る道にプランターがあることで、気にしてみるようになった』
『“かわいいね”、“みたよ”という地域の方からの声もいただいた』
『岸田木材さん、氷見市海浜植物園さんのご協力もあり、あたたかなプランターができた』
『地域との関わりを密接に持ちながら、花やみどりを広げていきたい』
異ノウ種交流会 inR415 穴倉さん
『人の気配がしなかった倉庫に灯りがともり、あたたかい人の光景を生み出せた』
『山城さんにもご協力をいただき、閉まっていたシャッターをオープンできた』
『たこ焼きの無料配布も実施し、思った以上の効果があった』『異日常の食体験』
『町内の協力の大きさを感じた』『今回のような大がかりなものをやる場合はサポーターの力も必要』
氷見高校生ライトプロジェクト ライトをペカらせプロジェクト 米澤さん
『和紙に色をぬってもらうワークショップを実施して、小学生が参加してくれ、こどもたちと一緒に完成できたのがよかった』
『海岸に流れてくる漂流物などをつかってライトをつくる案もあったのでやってみたい』
『自分たちが考える理想のライト(側面も含めて丸みのある形のブリ)をつくってみたい』
『高校生や大人に見てもらいたいので、氷見駅や市役所、イベントなどに置かせてもらいたい』
高校生ベンチプロジェクト 普通のベンチやと思うやん?
制作サポートいただいた佐々木さん(岸田木材㈱)より
『会場が肌寒かったが、木製であることで、あたたかみがあってよかった』
『ベンチがまちなかに増えて、取組みが広がっていくとよい』
ワークショップ後半では、前半のふりかえりを踏まえ、景観まちづくりの継続・展開に向けた意見交換を以下の2つのテーマで行いました。
①建物や広告物の修景など身近な景観の小さなハードづくり
例えば、、「花や緑化」、「外壁やファニチャーの塗り替え」、「サインの撤去や改善」
②人の流れや動きを生み出す活動づくり
例えば、、「オープンスペースや空き地、空き店舗等を活用した活動」、「景観を良くする活動、学ぶ活動」、「魅力を発信する活動」
後半の発表の後に富山大学、籔谷先生からご講評をいただきました。
『今回の実証実験をふりかえると、やりたいことがある人が中心になって企画や準備を進め、旧山城自工跡地のシャッターをオープンしたり、芸術文化館のこれまでなかった使い方が生まれた』
『これは一人で妄想していただけでは生まれない、一緒の場で想いやアイデアを共有したから生まれたもの』
『今年度の社会実験は、創発する社会実験であった』
『みなさんが楽しまれている、楽しみながらまちを良くしている、それがすごく素晴らしいこと』
『高校生が参加してくれて、発表までして、それを回りの大人が見守りサポートしてくれる、、そんな場をつくることも大事』
『今回、皆さんの想いを形にしたことで、様々な共感が生まれたと思う、実際に形にすることは一番わかりやすい広報』
『今年やったことが必ず今後につながって、広がっていくと思うので、みなさん突き進んでほしい』
最後に、都市計画課課長よりあいさつがありました。
『皆さまの協力があり今年度の取組を実施することができ感謝申し上げます。ご意見を踏まえ、景観まちづくりを来年度以降も進めていきますので、ぜひ継続してご協力をいただけますとありがたいと思う』
参加いただいた方の想いが詰まったとても密度の濃いふりかえり、意見交換の場となりました。
ワークショップでの意見交換結果の詳細については、またご紹介させていただきます!
利用規約第4条第2項に基づき、「景観まちづくりウィーク「Himi Sweet Days」」に参加いただいた皆様の個人情報は、本取り組みを運営する氷見市にも提供されます。