１．みんなで描く、洞峰公園のこれから（投稿者：ウキン）

「洞峰公園ふれあいフェスタ！」の幕開けには、多くの市民が会場に足を運び、未来の公園づくりに向けて熱い一歩を踏み出しました。

まず、筑波大学芸術系の藤田教授による開会の挨拶では、今回のイベントが筑波大学の「環境デザイン演習」「にわつくば」「藤田研究室」の3つの学生グループの協力で実現したことが紹介され、学生たちが制作した公園模型も披露されました。

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開会のあいさつをする藤田教授

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筑波大学生による協働制作の模型

続いて、五十嵐市長より、洞峰公園が茨城県からつくば市へ無償譲渡される背景や、これからの維持管理に市民の声を取り入れるための協議会設置、今後のの予定などが語られ、公園を「地域の財産」として育てていく重要性が共有されました。

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洞峰公園の未来について語る五十嵐市長

学生や市民の多様な立場からの参加が、洞峰公園の新しい未来を共につくっていく原動力になる——そんな希望が感じられるオープニングでした。

２－１．スタンプラリー全般（投稿者：ワタナベ）

『たくさん集めろ！スタンプラリー』

約20ヘクタールという広大な土地を贅沢に使って作られた『洞峰公園』。その公園で始まったのが、「洞峰公園ふれあいフェスタ」です。オープニングセレモニーが終わり、雨脚も次第に遠のいたころ、芝生の広がる多目的フィールドに設けられたテントへと、一組また一組と人々が足を運び始めました。ある人はいつもの犬との散歩コースだから、ある人は習い事の際にこのイベントのポスターを見て。理由は様々でありながら、なんだなんだと突然現れたいつもと違う風景に惹かれてしまうようです。

本部テントに立ち寄って、パンフレットを受け取った人たちは、まず広げ、中に描かれた地図を指さして、あそこに行きたい、ここに行きたいと話し合い。家族と一緒に来たらしい子供たちは、パンフレットに記された様々なイベントに興味津々なご様子。母親、父親の手を引きながら、早く早くと公園奥へと足を踏み入れていました。

本イベントでは、洞峰沼周辺ではいきもの体験、体育館ではスポーツ体験、森の中ではプレイパーク体験など、さまざまな催しが開かれました。さらに、どこで出会えるかわからない犬とのふれあい体験や、公園の歴史を知るパネル展示も行われていました。広い公園内の各地で行われるイベントに足を運ぶとシールをもらえ、パンフレットに描かれたシール台紙に張ることができるスタンプラリーが並行して行われていました。シールの総数は全16枚。どうやらシールを集めると景品がもらえるようです。ただ、すべてのシールを集める必要はなく、4枚集めればOK。これならば難しくないですが、ついついコンプリート欲が出てしまうのが人間という生き物ですね。

早速スタンプを集めて帰ってきた様子の親子連れ。うきうきとイベントスタッフに台紙を差し出すと、ゴールのシールがぺたりとはられ、すぐ横に誘導されました。そこにはお菓子の山が。子供にとっては夢のような話です。そう、スタンプラリーの景品はお菓子のつかみ取り。子供たちは嬉々としてその小さな手にたくさんのお菓子をつかみとって、ほくほく顔で帰っていきました。

一組ご家族連れにインタビューしてみると、お姉ちゃんは体育館でのスポーツ体験が、妹さんは、お花植え体験が楽しかったご様子。普段できない非日常を味わえたようです。最後に一番楽しかったのは、と尋ねると、小さな声で、「お菓子」、と一言。正直さと純粋な喜びが詰まっていました。まずは楽しんでもらうこと。それが地域の自然や活動に関心を持つ第一歩になるのかもしれません。当日、足を運んでくれたすべての人に、心から感謝です。

２－２．スタンプラリーパネル（投稿者：ワタナベ）

本イベント、「洞峰公園ふれあいフェスタ」の目的の一つは、洞峰公園を様々な方に知ってもらい、興味を持ってもらうことです。それは洞峰公園に生息する生き物たちや、体験できる活動だけにとどまらない。公園はただただ存在しているわけではない。その背景には、公園を維持し、管理し、そして公園のこれからを考える方たちがいる。洞峰公園を守っていくための活動を紹介する、そんな目的もありました。パネルは3か所に設置され、それぞれ、「協議会を知ろう！」、「施設と防災を知ろう！」、「公園を知ろう！」というテーマで、発信していた。

「協議会を知ろう！」では、洞峰公園の運営を支える協議会の取り組みが紹介されていた。協議会は、様々な紆余曲折を経てつくば市市営の公園となった洞峰公園について、市の独善的な運営とならないように、市の代表や管理者、専門家を集めて委員会を、そしてつくば市民に広く参加を求め、分科会を設置した。分科会から様々な意見を受け取り、委員会で検討を行うことで、洞峰公園をよりよい公園にしていくための組織を作ろうという試みである。また、開かれた組織であるため、オンラインで協議会に意見できる「my groove」を開設し、広く市民の声を求めるようだ。

続いて、「施設と防災を知ろう！」では、洞峰公園にある施設や様々な設備について紹介していた。まず、西大通りから洞峰公園に足を踏み入れてすぐ左手には体育館やプールが設けられた施設があり、スポーツを楽しむことができる。その屋根には太陽光パネルが678枚も設置されており、体育館やプールの電気をこれでまかなっている。また、洞峰公園より湧き出る井戸水はプールやトイレなどに使われている。また、利便性をあげ、誰でも使いやすいようにトイレや東屋といった休憩所、広い駐車所も設けられている。さて、防災時には洞峰公園は避難所へと早変わり。多数設置されているベンチはかまどに、マンホールはトイレになり、プールにためられた水を再度濾過することで給水することもできるそうだ。どんな時でも市民のためになる公園として運営されている。

最後に「公園を知ろう！」では、洞峰公園の現在の様子が紹介されていた。園内には多数の樹種が存在しており、それらを保護し活用しつつ、郷土樹種との調和の場として機能させる試みがなされている。また、現在の地形とその地形特性に即して存在している生態系の保全にも努めているようだ。つくば市の中心として、既存のものを生かし、誰でも使える場所を提供し続けられることを目指している。ところで、このパネルが設置されていた東屋には不思議な銅板レリーフがはめ込まれており、謎解き好きにはたまらないようだ。

以上の通り、洞峰公園ではその運営は多岐に渡り、様々な人材が集められているとともに、現在も絶賛募集中であるようだ。洞峰公園の未来をともに考えることも、きっと有意義なひと時となるだろう。

２－３．スタンプラリー犬（投稿者：わだこ）

今回の「洞峰公園ふれあいフェスタ！」では、ちょっとユニークなスタンプラリー企画が行われました。その名も――「サニーを探せ！」

この企画に登場したのは、藤田先生が飼っている元気いっぱいのゴールデンレトリバー、サニーちゃん！

ふわふわの毛並みとキラキラの瞳がチャームポイントで、会場のあちこちで人気者になっていました。

ルールはシンプル。フェスタ会場内のどこかにいるゴールデンレトリバーのサニーちゃん（3歳）を見つけると、スタンプラリーの台紙にシールが1枚もらえる仕組みです。

子どもたちは「どこかな？」「あっちにいた！」とワクワクしながら、サニー探しに夢中に。

一方のサニーちゃんも、とっても上機嫌。

大好きな人と公園をお散歩できるのが嬉しいようで、しっぽをぶんぶん振って歩く姿に、通りかかった来場者の皆さんも思わず笑顔になっていました。

「見つけた！」「かわいい〜！」と子どもたちが駆け寄ると、ちゃんとおすわりしてごあいさつ。中には記念撮影をしてもらったり、なでなでしてもらったりと、サニーとのふれあいを楽しむ子もたくさんいました。

「スタンプラリー×リアルわんちゃん」の新しい組み合わせに、会場も大盛り上がり！

サニーとのふれあいが、子どもたちにとって素敵な思い出になっていたら嬉しいです。

３－１．植物博士に学ぶ洞峰公園のおもしろ植物たち（投稿者：るりいととんぼ）

『植物発見：自然の中で学ぶウォーキング』

植物観察ウォーキングでは、熱心なガイドが子供から大人まで様々な植物や樹木を案内し、それぞれの用途、特徴、そしてあまり知られていない物語を解説します。この五感を刺激する教育的な冒険を通して、参加者は地元の植物を間近で触り、嗅ぎ、味わい、観察することができました。

植物観察ウォーキングでは、ガイドが地元の植物の豊かさと伝統的な用途を、子供から大人まで幅広く紹介します。ツアーは、子供のお風呂で使われる芳香植物、ショウブから始まります。ショウブはアヤメとよく混同されますが、独特の薬効があります。続いて、カイコの餌となるヤマグワ（野生の桑）と、風味は劣る近縁種のヒメコゾウを見学します。大きな抗菌作用のある葉を持つホウノキは、味噌を包むのに使われます。かつて漢方薬として使われていた有毒植物、カラスビシャクは、農村の女性たちの「秘伝の節約術」を彷彿とさせます。ドクダミは、その臭いにもかかわらず、アジアでは自然療法としても利用されています。また、広く分布するヨシは、天然のすだれであるヨシズを作るのに使われています。この探検を通して、自然は美しさだけでなく、日本の文化、医療、そして職人技と深く結びついていることが分かります。

一見ありふれた植物のように見えますが、そこに息づく活気に満ちた日本の文化が息づいていることを知るのは、本当に楽しかったです。フランス人として、私はこれらの魅力的な物語を通して日本の文化に触れることができました。グループで、私たちは実際に植物の香りを嗅ぎ、触れ、手に取ることで、非常に具体的な体験となりました。情熱的で気配りのあるガイドは、全員が理解できるように気を配ってくれました。彼は質問をし、私たちと交流しようと努め、熱心に知識を共有してくれました。私はヤマグワの実も試食しました。甘くて美味しかったです！子供たちは、息を吹き込むと音が鳴るヨシで遊んでいました。子供たちが楽しんでいる様子を見るのはとても楽しく、もしかしたらまた遊んでくれるかもしれません。

公園で見かけるありふれた植物が、豊かで鮮やかな歴史を秘めていることを知り、周りの自然についてもっと学びたいと思うようになりました。一枚の葉、一枚の花が、伝統や習慣、そして魅力的な文化的記憶を物語っています。この経験を通して、自然と歴史の深い繋がりに気づき、植物が私たちに語りかけてくれるものを観察し、理解し続けたいという思いが芽生えました。

３－２．環境博士と一緒に森と草地と沼のつながりを見つけよう（投稿者：Didou）

『A Day of Discovery and Nature at Doho Park』

Last weekend, I participated in a event at Doho Park that brought together children, families, and nature lovers. One of the main activities was a stamp rally、 a park-wide game where participants collected stamps from various checkpoints. The map used for the rally was actually designed by me and my team, which made it especially exciting to see it in action. 

The activity was mainly aimed at kids, but after watching the children joyfully exploring the park, checking each point with curiosity, I decided to give it a try myself. I ended up collecting four stickers and had fun walking the course. It reminded me how refreshing it is to engage with nature in such a playful way.

What stood out most to me was the guided plant walk. A kind and knowledgeable guide showed us various trees and plants in the park, even taking the time to write their names in hiragana for us to follow. We could even taste some berries from the trees, and I learned that one of the leaves is actually used in cooking, something I had never known before!

It was a peaceful and enriching day, full of small discoveries and quiet moments of connection with the natural world. I’m grateful I joined and seeing people use the map we created was one of the best parts.

6月15日に開催した「洞峰公園ふれあいフェスタ」の様子を、筑波大学の藤田研・環境デザイン演習・にわつくばの学生さんたちがレポートしてくれました！

ふれあいフェスタを経て、洞峰公園の未来について話し合うパートナーシップ会議(分科会)が始まりました！

みんなでつくる公園へ、取り組みが開始！

洞峰公園がアツかった日！学生レポートで振り返るふれあいフェスタvol1

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洞峰公園がつくば市に移管されたことをきっかけに、みなさんとともに公園をもっと魅力的な場所にしていくための取り組みがスタート！

つくば市の公式なプロジェクトとして、地域のみなさんのアイデアや意見を反映した公園づくりを進めています。

興味はあるけど、どんな参加ができるの？という方へ。
このサイトでの情報発信を読んでシェアしたり(ハッシュタグ#DohoMeetをつけて！)、ちょっとしたことでもあなたの声をこの場で届けてもらうだけでも大丈夫。

もう少ししっかり関わりたい方は、毎月開催の分科会にも顔を出してみてくださいね。

公園はみんなで作り、みんなで楽しむ場所。
この場も、そんな洞峰公園(Doho)を愛する皆さんが出会い、集える場(Meet)を目指しています！

#DohoMeet | みんなの洞峰公園プロジェクト

つくば市

茨城県

洞峰公園の市営化に向けた取り組みの経緯や、公園を利用される皆さんの思いを共有します！

どうなってる？洞峰公園のこれまで

検討を進める中で、皆さんの関心を広く聞く意見募集を行います！

洞峰公園がアツかった日！学生レポートで振り返るふれあいフェスタvol1

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