まちとの関わりは、「なめんな」から始まった笑

ー渡会さんは、どういう経緯で地域の取り組みへ関わるようになったんですか？

そもそも、まちで遊んでいたんです。中学生、高校生くらいから。スケボーとかBMXとかをまちなかでもやってました。

スクリーンショット_2025-01-10_210323.png

大学卒業後、沼津へ帰ってきて就職しましたが、駅北口の方に祖父の家があり、30代の時にリノベーションしてゲストハウスを作ろうと考えました。

それをきっかけに、昼間のまちなかの様子ってどうなんだろう？とおもっていろいろと顔を出すようになり、

(注記：沼津でおもしろいことをする方々が登壇するトークライブイベントのこと )を知って、市役所の方たちとも知り合いました。

もともとまちでは遊んでいたし、プライベートではBMXに関わることは引き続きしていて、市の事業で関連する取り組みがあったときに、そこに関わったというのがきっかけです。

ただ、(市の方たちに対しては)最初はなめんなよ、と思ってました笑。なんでかというと、まちには僕の仲間のような人たちもいるのに、そういう人たちのことは知らないよね、と。それなのに、まちづくりって何だ、と思って。

でも、この感覚は、自分よりも「自分ゴト」としてまちを捉えていて、取り組んでいるという意味で、ぶっとんでいてイケてる職員の方々に出会って変わりました。自分なんかよりポジティブで行動力もあってやる気のある人たちが市の職員さんの中にいっぱい居たんです。

そこからいろいろ関わるようになり、北口駅前の公共空間チャレンジ(注:「

」沼津駅北口七通線歩行空間化社会実験)というのをやらせてもらいました。

スケボーなどが関係しないまちづくりの取り組みに関わらせてもらったのは、実はこれが最初でした。

まちづくりをやっているというのではなく、「自分が住むまちがこうだったらいいな」と思いながらやらせてもらっていたので、仕事ともやらされているとも思わなかったです。

まちでどう遊ぶかを、日々考えている

ー「こうだったらいいな」というのはどのようなイメージだったんですか？

例えば、リノベーションまちづくりに自分も参加していたんですが、そこで習ったのが、使っていないんだったら使った方が良いよね、とかそれをやるにはどうするか、という視点。

これって、スケボーとかBMXとかでも実は一緒で。まちを見てどこが使えるかを考えたりするんです。まちでどう遊んでやろうか、を僕たちはみんな日々考えている。

スケボーやBMXに限らず、まちで表現するきっかけをもらったのがリノベーションまちづくりなどの取り組みだと思っています。

それは例えば、空間を活用する際に単に芝生を置くだけではなく、どう置くかを「自分なりに考えてから置く」、というか。そういう姿勢みたいなことも、一つの表現なんじゃないかなと。

スクリーンショット_2025-01-10_211009.png

これまで培ってきたまちの見方をもとに、表現する

ー表現といえば、「 沼津つーしん(ぬまつー)」に取り組まれるきっかけは何だったんですか？

リノベーションまちづくりを機にいろいろと地域のことに関わる中で、自分の中で気持ち悪いなと感じ始めたことがあったんです。それは、「身内だけ」になっちゃうところとか。

あるとき、良いことやっているのに発信がへたくそ、と言われたことがあって。誰かも分からない人なんですけど笑。

自分は市の取り組みなどもイケていると思っていたし、発信もしているのにその人がさがしていないだけで、他人任せで言うのはちょっとひどいだろ、と思ったんです。

その時ちょうど、リノベスクール(

)で地域メディアをつくるという企画があって。

いずれゲストハウスをやることを目指す中で、自ら地域を発信するメディアを持っていることは必要だと思っていたし、「発信がへたくそ」と言って来たあの人にいつか届かせてやる！という気持ちで笑、メディアをやることにしました。

の原田さんに、今のぬまつーの原型を教えてもらいました。

まちのことを意識高い感じでカタく伝えるよりも、日々の情報の中へ紛れ込ませて面白がっている方がより伝わることもあるんだ、と思いました。

スクリーンショット_2025-01-10_211913.png

ー「沼津つーしん(ぬまつー)」を続けるモチベーションはどこにあるんでしょうか？

今は習慣になっていますね。ネタについては、仲間からの情報提供も含めて、自分も探しています。一見無関係な出来事や個々のネタ同士をどう紐づけていくかというのを考えてやっています。

まちの記録、記憶を残している、という考え方を軸にしているので、扱うことについては誰に何を言われようと関係ない、と考えていて自由にやるようにしています。

こじつけてまちで見たことを勝手に面白がる！という取り組み方には、スケボーやBMXでやってきた観察力が活きていると思っています。

株式会社沼津通信 代表取締役、わたらいクリーニング代表

1984年沼津市生まれ。あだ名しまやん。2018年クローン病と診断され手術入院したのをきっかけに会社員を辞めて起業。BMXやスケートボードを通して、ストリートに恩返しをしようと決意し活動開始。2020年リノベーションスクール＠沼津に参加し、枚方つーしんのゆるーい記事に憧れて「沼津つーしん(ぬまつー)」をメンバーと立ち上げた。誰かに話したくなる雑談ネタを毎日2～3記事配信し続け、月間63万PVのウェブサイトに成長。また、祖父が営んでいた店舗兼住宅「わたらいクリーニング」を一般社団法人lanescapeサポートのもとリノベーションして、コミュニティスペースとして運営している。

スクリーンショット_2025-01-12_201206.png

simayan前.png

沼津のまちなかで活動する方々にお話を伺うインタビュー第2弾。今回は、地元では「沼津つーしん (ぬまつー)」でもおなじみの渡会さんにお話を伺いました！
まちを使って様々な形で表現を続けられている、渡会さんの背景にある思いとは？

前編、後編に分けてお送りする、前編です。

まちなかでの取り組みなど、沼津の"いま"を伝え、参加の輪を広げます。沼津のまちなかで活動する方々へのインタビューも。

ぬまのわ - まちなかをもっと知ろう！

【インタビュー】まちで遊び、自分を表現するって？-前編

沼津市紋章.png

ポータルカバー画像1.png

沼津市

カバー.png

OPEN NUMAZUは、まちなかの公共空間や資源を活用していくことで生まれる風景を日常へとつなげ、ヒト中心のまちなかを創り出していく取り組みです。

この取り組みでの魅力的な空間づくりの実践や検証を通じて、今後の公共空間の再編や利活用に繋げていくことを目指しています！

2022年に始まったこの取り組みも、2024年で3年目。
多くの方に知ってもらえるようになってきました。

改めてこの場を通じて、これまでの積み重ねや新たなチャレンジを共有し、皆さんの声も聞きながら、これからのまちなかを一緒につくっていきたいと考えています！

OPEN NUMAZUを知ろう・参加しよう！

沼津市管理者

深海魚おじさん

きゃし

ニック

東(ひがし)宏一

JodVX50Z

muttくろちゃん

ratatattara

オオキマミ

しょうたろう

なみへい

taro

rino

Tomohiro

とも

みたにまゆこ(運営事務局 )

よい子

向　文英

2wBIksqW

ハイパー

むらかみもえ

hinata

NmNSAMzU

つゆころ

たいこオヤジ

沼りかけ

オザワちゃみお

ichikawa

ぴこまる

ここあき

わゆ

キイ

MICHIYO

iK9WXgnZラスティー

Haru

かつお

ぞうさん

ひととき

Eunyoung

かーりー

Uchiyose

anzu

すーけー

ひろ

TEWm33aV

麺百式佐藤

トモリー

たけ

z7YPTE12

ハレルヤ

エース

mYeAS20Q

シュウ

ぬま子

4V4uiJYr

t3GtBVNz

イとウ

イマダ

まこ

ヨシ

はまちゃん

やん

ぴょん

ゆー

7AiXmP1z

kamiiku

やんぎ～

k3Y7N39h

Archi

くろき

YAMA

l8hKsKHf

山市（茶農家）

原ひろし

TAKANOMA

塩見寛

369xZhGo

ホッとゲノム

あみ

あやちゃん

H5f8mQPe

まっこ

satomi

UoB8yJhH

WinG6G

運営事務局

nFx48k2u

yudai.tsukamoto

takish

事務局 秋山

satoshi

やまだ

大胡田

まちづくりって聞いたこともないし、なんだか難しそうだなと思っていませんか？
実は、ちょっとした日常とつながる活動から始められるんです。

この場では、高校生による、まちなかでの地域と関わる取り組みを発信します！
また、学生も大人も混ざり合いながら、できる時にできる形で関われるような機会も作っていきたいと考えています。

一緒に沼津のまちなかで、やってみたいコト、やってみませんか！？

高校生がまちを使い、学ぶ！

Y Suzuki

しょう

すず

mYLQvRO2

このまま

沼津まちづくりプラットフォーム「ぬまぷら」とは

沼津まちづくりプラットフォーム「ぬまぷら」は、沼津のまちなか(中心市街地)を中心に、まちづくりや地域活動に興味があるみなさんが気軽に参加できる、新しいデジタルの場です！

<div class="explanation_img">
  <img src="https://mygroove-public.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/project_group_image/file/36/%E8%AA%AC%E6%98%8E%E7%94%BB%E5%83%8F.png" width="100%" height="auto"> 
  </img>
</div>
<style>
.explanation_img {
  text-align: center;
}
</style>

<div class="grid_citizen">
  <a class="link" href="#ComponentId-1"  rel="noopenner noreferer">
  <img class="image"  src="https://mygroove-public.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/project_group_image/file/37/articles.png"> 
  </a>
  <a class="link" href="#ComponentId-3" rel="noopenner noreferer">
  <img class="image"  src="https://mygroove-public.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/project_group_image/file/38/voice.png">
  </a>
  <a class="link" href="#ComponentId-10" rel="noopenner noreferer">
  <img class="image"  src="https://mygroove-public.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/project_group_image/file/39/projects.png">
  </a>
</div>
<style>
.grid_citizen {
  display: grid;
  grid-template-columns: repeat(1, 1fr);
  row-gap: 14px;
  column-gap: 4px;
  white-space: initial;
  margin-top: 6px;
}
.image {
  width: 100%;
}
@media screen and (min-width: 600px) {
  .grid_citizen {
    grid-template-columns: repeat(3, 1fr);
  }
}
</style>