杉並区
2024-12-27
2024年12月10日、地域との協働をテーマにした交流イベントを開催しました。 協働のアイデアを学び、話し合う場として、既に活動に取り組んでいる、または、これからやってみたいと考えている多くの方に加え、区職員も参加し、大いに盛り上がりました。当日は講演やグループワークを通じて、地域をもっと楽しくするヒントが次々と生まれました!
このイベントは、すぎなみプラス事務局(杉並区 公民連携担当)とすぎなみ協働プラザ(※)が主催で、「地域を動かす『協働』の力と、これからの地域づくり」というテーマで開催しました。
※ 区が設置している地域の課題を解決するための交流拠点
はじめに、杉並区公民連携担当課長から、今後区として目指していく「協働」について、説明を行いました。
次のプログラムでは、株式会社エンパブリックの広石拓司さんより、「パートナーシップ型の協働」をテーマにお話いただきました。
広石さんからは、一つの切り口だけでは解決が難しい、複雑な社会課題が増えているこれからの時代において、多様な主体ができることを持ち寄り、ともに取り組むことの必要性について事例も交えて説明いただきました。
※講演資料は、ページ下部の関連ドキュメントよりご覧ください。
広石さんの講演内容を踏まえ、パートナーシップ型の協働に向けたイメージを実感してみるために、グループワークを実施しました!
今回は、「安心して暮らせる杉並区を実現するには?」というテーマで、グループのメンバーで協働したらどんなアクションができそうか、をみんなで考えました。
参加者の皆さんには、「現状の問題意識」「実現したい未来」「自分(達)にできること」という3つの視点でアイデアを出してもらいました。
グループ内での議論を通じて、共通して見えてきたものをワークシートへ整理しました。
最後に、グループごとに出てきたアイデアを発表いただきました。
どんなアイデアが出てきたか、一部をご紹介します。
※ワークシートのまとめは、ページ下部の関連ドキュメントよりご覧ください。
・子どもと大人が一緒に「どんな杉並にしたいか?」を考えられる場づくりをしたい!みんなで食事をする楽しみを実感できる「みんな食堂」や、学校を地域学習の場とする取り組みもしたい。
・住民が気軽に、ゆるくつながる地域や場をつくり、「まちが保健室」という状態を作りたい!
・地域と大学で連携したイベントや、学生が地域と一緒にコラボレーションすることで、商店街の活性化につなげたい。
・どんな人でもその人らしい人生を歩むことができ、好きなことができるまちになってほしい。マイノリティ(外国籍・障がい者・高齢者・一人暮らしなど)の孤立対策に取り組みたい。
・杉並での空き家を活かしたい!小杉湯となりのように空き家を活用した取り組みを広げたい。
などなど。ほかにもたくさんの意見が出て、会場全体で盛り上がりました!
この場で出た問題意識やアイデアを、すぎなみプラス上で今後公開し、イベントには参加できなかった他の皆さんからの声もいただきたいと考えています!
※準備を進めていますので、追ってすぎなみプラス上でご案内します。
また、今回のイベントを一つのきっかけに、今後も区職員も参加しながら、皆さんがゆるやかに関われる交流の機会づくりを続けていきたいと考えています。
こうした場を通じて、これから杉並をもっと楽しく、暮らしやすい場所にしていくための新たなつながりや、動きが生まれてくればと思います。
「自分も他の人の考えを聞いてみたい!」「こんなことならできるかも!」と思ったら、次回はぜひ、参加してみてくださいね。
利用規約第4条第2項に基づき、「すぎなみプラス」に参加いただいた皆様の個人情報は、本取り組みを運営する杉並区にも提供されます。