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退会済みユーザー
2/2/2025, 4:13:20 PM
【教えてください!】杉並区のどこでどんなグリーンインフラをしてみたいか
「近視眼的」や「中長期的にみないとね」と言った言い回しは自らが正しく、相手を見下している印象を受けるので対話の場としては不適当に感じます。
みどりのボランティア養成講座を調べてみたのですが、平日の日中に講座が開催されていたので、フルタイムでお仕事をされていない方であると推察いたしました。
そのため、まず現役世代の現状をお話しさせていたいただきます。
現役世代の多くは、今を生きるので精一杯です。残念ながら余裕がない人が殆どだと思います。
ここ30年ほどはほぼ賃金が伸びていないのにも関わらず、社会保険料や税負担は伸び続けています。
社会人になると同時に奨学金という借金を背負い、少子高齢化の進行で自らの老後は保証されていない。
昔よりも生きにくい社会になっていますし、現実として産まれる子供の数も減っています。
現役世代の中・高所得者層は多くがふるさと納税が利用しています。経済的余裕がないので、少しでも節約をするためです。
これは苦しい状況の自分達に手を差し伸べない税金の使い方への不満のあらわれと捉えることもできます。
今の現役世代は杉並区に納税するか、別の自治体に納税するかを自由に選択できます。
現に杉並区のふるさと納税による住民税の流出は年々増加をしてます。
ふるさと納税だけではなく、区の税金の使い道に不満があれば、ライフイベントの変化で転居を考える際に区外を候補に入れる人もいるでしょう。(子育て支援に力を入れている流山市が人気です。)
費用対効果はよくわからないけど、全力でグリーンインフラを推進します!と言って、困窮している今の現役世代の理解が得られるでしょうか?
住民税が流出して、区政に影響が出てしまうようでは本末転倒です。今一度、財政の持続可能性を考えていただきたいです。
私は世代間の分断に強い危機感を抱いてます。
様々な意見交換の場に参加させていただいていますが、高齢者の方とお話をさせていただくと現役世代の窮状をご存知でない方もたくさんいらっしゃいました。
今の現役世代は現状が厳しいだけではなく、将来への不安も強いので、税金の使い途にはかなりシビアです。
国政で若い世代を中心に所得税減税が叫ばれているのも、税の分配への不信感が根底にあるからではないでしょうか?
このグリーンインフラ事業においても多くの人が納得できるだけの根拠が必要になると思います。
でなければ、ただのイデオロギーにみえてしまい、徒に分断を招くだけだと思います。