昨年12月に開催された「コミュニティの場づくりワークショップ」を経て、マチソダテベースのチャレンジショップ出店者が決定しました！

そこで各出店者さんにインタビューを行い、お店に対する想いやチャレンジしたいと思ったきっかけなどを伺っております。

今回お届けするのは「福の縁」を運営する横山さんのインタビュー。看護師としてお仕事をしながら、ハンドメイドの布小物や和のインテリア雑貨などを販売する店舗をオープンさせます。

横山 優子さん / 福島県須賀川市出身 / 看護師 / 2017年から作家活動を本格化 / 「福の縁」の由来は、福が色々な縁によって集まってくるように、という想いから

それでは、お話を聞いてみましょう！

ー まずは今回のチャレンジショップについて教えていただけますか？

基本的には、ハンドメイドの布小物や和のインテリア雑貨類を販売していきます。他には、着物の帯を使ってリメイクした作品や、着物をリメイクしたワンピースを取り扱っていく予定です。作品のジャンルは幅広くして、ちょっとずつ丁寧に作っていけたらと考えています。

袋帯をリメイクしたボストンバッグ

ー どうして「和」を好きになられたのですか？

私の祖母は昔、正月のしめ縄や飾り物を作って販売していました。その姿を幼い頃から見て育った影響もあって、私も和風のモノが好きになりました。それで、何かモノを作ろうと思ったきっかけは、友人から着物の帯をもらった時に、試しにリメイクしてバッグを作ってみたところ、嬉しいことに大変好評だったんです。今思うと、祖母と似たようなことをしています。

お店では、横山さんが収集した食器や小物類もディスプレイするとのこと。和傘や暖簾も配置して、和の佇まいを演出します。

ー どのようなお客さんに、横山さんの作品を手に取って欲しいですか？

やっぱり、和の素敵さをわかってくださる方に来ていただきたいです。以前、私のバッグを買ってくださった方が、「色々他のバッグも使ってみたけれど、結局は横山さんのバッグに戻っちゃうんです」と話してくださいました。そうやってモノを大切に使ってくださるのは嬉しいです。感激しました。最近はInstagramを見て来ましたという方も増えて来たので、私の作風を受け入れてくれる方に、作品を届けていきたいと思います。

ー チャレンジショップに挑戦しようと思われた理由を教えてください。

ちょうど、屋外のイベントで出店することに限界を感じていました。特に天候に左右されちゃうだとか、作風に合った出店ブースを作るための空間が限られちゃうだとか。自分らしい物販方法を模索している時期だったので、ちょうどいいタイミングでした。でもチャレンジショップとして店舗オープンする発想は全くなかったので、思いがけない展開になりました！

ー 横山さんは須賀川のご出身ということで、出店されるにあたり、まちに対する見方や思いは変わりましたか？

私は須賀川出身ですが、結婚を機に郡山で20年ほど暮らしたのち、須賀川の実家へ戻ってきました。Uターンするのも想定外でしたけど、こうしてお店を始めるとは思ってもみませんでした。今では中心市街のイメージも変わってきましたし、須賀川は住みやすい街と言われているそうなので、まちの魅力度アップに協力できるのは嬉しく思います。

ー 昨年末のワークショップを通して、「マチソダテベースをこうしていきたい！」みたいな想像は膨らみましたか？

ワークショップでは、同じ出店者の小野寺さん（cobsanya）とお話しする機会がありました。すると私と同じ境遇（普段の仕事と掛け持ち）にいることがわかって、一緒に頑張っていけそうだなと活力をもらいました。

同じような想いを持った人たちが集まると、その場にエネルギーが集まると思います。なので、複数の出店者が集まることで、色々な人たちに来てもらえる空間になったらいいなと思います。マチソダテベースに関わるみんなで意見を出し合って、協力して、良い軌道に乗せていきたいです。

「コミュニティの場づくりワークショップ」での様子

ー 最後に、今後の意気込みや、これから叶えたい夢をお話しいただけますか？

今回のお店では、作品を見るだけでも楽しめる美術館のような空間にしていきたいです。でも何か買わないと出にくいような雰囲気ではなく、お客さんがふらっと気軽に立ち寄って、優雅な時間を過ごしてもらえるお店を目指していきたいです。

そして将来的には、チャレンジショップの出店ブースよりも倍広い、大きな個人店を持ちたいと思っています！

「福の縁」は、訪れるたび自分の感性に合うモノに出会える場、と知ってもらえたら嬉しいです。

（インタビュー＆執筆：北條 巧磨）

・初回オープン予定｜3月5日ごろ

・営業日｜不定期（日曜予定）

＜お知らせ｜出店希望の方へ＞

令和4年にスタートした「須賀川まちなかチャレンジプロジェクト」では、市内中心部にある空きビル1階を改修し、だれもが『チャレンジ』できる場所を整備しました。

須賀川に出店してみたい人、いつかは実店舗を持ちたいと思っている人など、チャレンジしたい気持ちを持っている方を、随時募集しております。

さあ、一緒に須賀川の「未来の価値」を創りましょう！

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昨年12月に開催された「コミュニティの場づくりワークショップ」を経て、マチソダテベースのチャレンジショップ出店者が決定した横山さん【福の縁】の出店者チャレンジインタビューをご紹介します。※現在は閉店

チャレンジ出店

閉店 / 横山さん【福の縁】｜ 出店者チャレンジインタビュー

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「マチソダテベース」は、チャレンジしたい気持ちを持っている人を応援する場所です。
場所は、須賀川市中心部にある中島ビル１階。手軽に借りられるチャレンジショップをつくりました。

「事業をチャレンジしてみたい」、 「須賀川を盛り上げていきたい」 という気持ちを持っている方であればどなたでも応募可能です！一緒に須賀川の「未来の価値」 を創りましょう！

閉店 / 横山さん【福の縁】｜出店者チャレンジインタビュー

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